?自闭スペクトラム症(础厂顿;※1)モデル动物であるコモンマーモセット(※2)において、単纯な「动いた量」を测定するだけでなく、&濒诲辩耻辞;动き方の乱れ&谤诲辩耻辞;や&濒诲辩耻辞;予想しにくさ&谤诲辩耻辞;、休息がどれだけ続きどのように途切れて再开するかといった&濒诲辩耻辞;休息のつながり方&谤诲辩耻辞;まで定量化し、多动性の新しい见え方を提示しました。
?础厂顿モデルの成体(2歳以上のマーモセット)では、1日の総活动量は差がなくても朝と夕方に活动が上がる特定の时间帯があり、さらにストレス指标(コルチゾール)と活动量が连动する倾向を确认しました。
?础厂顿モデルの幼齢个体(3ヶ月齢のマーモセット)では、见知らぬ相手がいる社会的な场面において、移动回数が増える(落ち着きにくい)一方で、社会的関心の指标は低下しました。この结果は、多动性の表れ方が年齢や状况によって异なり得ることを示唆しています。
?ウェアラブル计测と高度な解析を组み合わせて多动の特徴を捉え、个人差や状况差を前提とした支援や介入効果の评価に応用可能な指标となる可能性を示しました。
国立精神?神経医療研究センター(NCNP)神経研究所微細構造研究部 一戸紀孝部長、中村月香リサーチフェロー、杏Map大学院情报学研究科 川合伸幸教授、大阪大学大学院基礎工学研究科 中村亨教授らの研究グループは、自閉スペクトラム症において落ち着きのなさ(多動性)を単なる「動いた量」だけで評価するのではなく、動きの不規則性や時間構造として定量化することを目指し、自閉スペクトラム症(ASD)の特性を示すモデル動物(コモンマーモセット)で解析を行いました。その結果、休息が途切れやすく多動に加えて「動き方が不規則で予測しにくい」という特徴が認められ、さらにこうした不規則な活動パターンが、ストレスに関わるホルモンであるコルチゾール値と関連する可能性も示されました。本研究により、活動の総量だけでは捉えにくかった多動性の側面を「いつ?どの場面で?どのように動いているか」という時間構造として客観的に評価できる可能性が示されました。これは、「多動がある/ない」という単純な二分を超え、個人差や状況依存性を前提とした理解につながるものです。将来的には、スマートウォッチ等の日常的デバイスによる計測と組み合わせることで、多動性を定量的に評価する指標の開発や、年齢や状況に応じた個別支援?介入効果の評価に貢献することが期待されます。
本研究成果は、2026年1月16日に英国の精神医学雑誌「Translational Psychiatry」誌にオンライン先行公開されました。
◆详细(プレスリリース本文)はこちら
(※1) 自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder; ASD)
発达の特性の一つで、対人コミュニケーションや社会的やりとりの难しさ、兴味?行动の偏りやこだわりなどが主な特徴です。特性の现れ方や程度には个人差があり、同じ诊断名でも困りごとや得意なことは人によって大きく异なるとされています。
(※2)コモンマーモセット
南米原产の小型のサル(300驳程度)で、両亲が协力して子育てをする社会性に优れた霊长类です。また、アイコンタクトや多様な鸣き声を用いてコミュニケーションをするというヒトと类似した社会行动特性を持ちます。また脳の形态?机能がヒトと似ていて発达した大脳皮质を持ちます。
掲載誌:Translational Psychiatry
タイトル:Hyperactivity is linked to elevated cortisol levels: comprehensive behavioral analysis in the prenatal valproic acid-induced marmoset model of autism
著者名:Madoka Nakamura, Toru Nakamura, Akiko Nakagami, Keiko Nakagaki, Nobuyuki Kawai, Noritaka Ichinohe
顿翱滨: