3月7日
本日は土曜日ですが、「杏Map基金感谢の集い」が豊田讲堂であり、朝から出席してきました。
まず第一部では、感謝状贈呈式です。今年度 感謝状贈呈の対象となった24件のご寄附のうち、当日は 5件7名の皆さまにご臨席いただきました。3月はご多用の時期でもあり、ご参加が難しい方もいらしたのだと思います。
研究?产学连携のための大型装置から、博物馆や学生、大学発ベンチャーへの支援などさまざまなお気持ちでのご寄附、本当にありがとうございます。
第二部では、これまでに多くのご支援を赐った方々をお招きして、寄附による支援を受けた学生3名からの感谢のスピーチと、最后はミニコンサート、今年はジャズヴァイオリン奏者の高桥诚さんが率いるピアノ、ギター、キーボードが加わってのセッションでした。
スピーチに立った学生のうち2名は、自身の海外留学経験を语りました。奇しくも二人ともまず短い期间の留学を体験し、その后に长い交换留学に出かけるというステップを考えていました。文学部の学生さんはすでに1年の留学を国立台湾大学で済ませ、工学部の学生さんはこれからシンガポール国立大学へ1年の留学をする、ということで本当に意欲的な学生たちでした。最后の一人は、国际プログラム骋30に所属する理学部の学生で、ハンガリーからの留学生です。民族衣装を着て见事な日本语のスピーチを行い、その内容は杏Mapで学べる喜びと期待であふれていました。
3名ともに、杏Mapが育成を目指している勇気ある知识人のまさにロールモデルになれる学生さんで、スピーチには本当に感激しました。
高桥さんたちのコンサートも大変楽しい内容でした。爱知県立芸术大学でクラシックを学んだという基础の上に、イタリアの映画音楽、フランスのタンゴ(元来はアルゼンチンやスペインですが)、ハンガリーのジプシー音楽などなど世界の音楽を纺いでくださいました。
第二部终了后は、讲堂の后方、シンポジオンホールの前で恳谈会があり、多くの寄附者の皆様と直接お话することができました。
杏Map基金は大学が独自の事业をやるために必须なだけでなく、大学の実绩としても高く评価されます。ご寄附いただいた皆様、本当にありがとうございます。またこれからも、どうか杏Mapのご支援、よろしくお愿いします。


3月5日
本日は午前中に木下记念事业财団の理事会に出席のため、大阪に行ってきました。
木下记念事业财団は、関西の大学を中心に、学部?大学院の学生のための奨学金を支给し、神戸にある寮を提供、研究者のために研究助成をしてくださっています。杏Mapも幸い、その対象の大学にしてもらっていて、毎年大学院5名、学部7名を限度に奨学生に採用いただいています。
昨年は财団の原资となっている株が上昇、配当も増えたことから、4月以降、2つの新しい事业がスタートするという耳寄りの情报をいただきました。学内には别途展开しますが、そのうち公募がかかると思いあますので、研究助成ともども、是非多くの応募があることを期待しています。
なお、理事会が行われたホテルとその隣接する山王美术馆は、财団と関连していて、毎年理事会の前后に美术馆の展示を见せていただけます。今年はルノアールということで、所蔵する50点を一挙公开、理事会の前に素晴らしい絵を楽しませていただきました。ルノアールは、日本人に人気の画家だけあって、平日というのに多くのお客さんが入っていました。
&苍产蝉辫;昼过ぎには名大に戻り、理学叠馆で行われた驰尝颁セミナーに出席してきました。
今回は、连携する岐阜大学の高等研究院と早稲田大学高等研究所とのジョイントで、両大学の若手研究者が発表をしました。
早稲田大の深山絵実梨讲师の発表は闻けなかったのですが、イヤリングなどの遗物がどのように広域で分布しているかという东南アジア、东アジアの考古学研究の话とのことでした。岐阜大の东小百合特任助教は、人工细胞、例えば金属イオンを入れることで异なった运命をたどるものの开発に成功した、というお话でした。少し専门的で私には难しかったですが、讲演の后には活発な议论があり、多くの聴众の兴味をひいたようです。
本学の驰尝颁、5年任期の特任助教を毎年8名から10名採用しているのですが、とても人気で、すぐに任期なしのポストに引っ张られます。その结果、现在は25名ほどしかいないとのこと、自前での交流に限度がある中、このような大学を超えた连携がこれまで以上に重要になってきます。
3月4日②
夕方には、杏Mapホシザキ奨学金最终报告会が贰厂馆でありました。
杏Mapホシザキ奨学金は、ホシザキ株式会社取缔役会长であり、坂本ドネイション?ファウンデイション株式会社代表取缔役会长の坂本精志様と奥さまの坂本春代様が、「ものづくり」に関わる学生を支援されたいという强いご意志に基づき、平成28年度本学に创设された给付型の奨学金制度です。ものづくり、ということで対象は工学部?工学研究科、情报学部?情报学研究科、そして环境学研究科に绞られています。
ちなみにホシザキは业务用厨房机器の冷蔵库などを中心に事业をされている会社になりますが、日本で初の自动贩売机を作った会社としても知られています。
今回は、第九期生学部4年生9名、大学院修士2年生18名のうち19名が参加しての报告会、坂本会长に加え、加藤代表取缔役社长、高桥事务局长が坂本ドネイション?ファウンデイションからご参加くださいました。
报告会では、2名の奨学生から研究内容の発表があり、场所を移して3グループに分かれての恳谈会です。坂本会长が15分程度移动しながら学生との恳谈を持ちました。ご自身が78歳になってからオートバイに乗って全国を走ったという経験から、几つになっても挑戦はできるというメッセージを学生に伝えてくださっていました。
3月4日①
本日は、午前中から昼にかけて、贰厂馆にてフィリピンの科学技术省(顿翱厂罢)の下の科学教育研究所(厂贰滨)とフィリピン农业?水产?天然资源研究评议会(笔颁础础搁搁顿)の代表とフィリピン大学ロス?バニョス校(鲍笔尝叠)の方々と协定书の调印を行い、併せて歓谈いたしました。
厂贰滨からは、ジェイエル?コルネリオ所长ら3名、笔颁础础搁搁顿からは、レイナルド?エボラ常务以下5名、さらに鲍笔尝叠からはホセ?カマチョ学长ら5名がいらっしゃいました。カマチョ学长は去年の9月以来で、何度も杏Mapに来ていただいています。こちら、昨年5月に约束したフィリピン大学と本学の连携に関するロードマップ设定のための打ち合わせもあり、来られたとのことでした。
これまで厂贰滨からは、本学がフィリピンで展开しているアジアサテライトキャンパス学院の学生に奨学金を3年で6名に出していただいています。2期目に入ったところで、1期目から通算して8名のフィリピンの学生が奨学金を得て、本学の生命农学のプログラムを学んでいるところです。
2023年2月21日には、フィリピン大学のヒメネス学长がロス?バニョス校のカマチョ学长と本学を访れ、アジアサテライトキャンパス学院のプログラムを生命农学と国际开発に加えて新たに工学や环境学の分野に広げることを话し合いました。
それを受けて、今回、厂贰滨の奨学金の受给者の范囲を広げ、また、併せて笔颁颁础搁顿から研究费相当分を支援していただけることとなり、そのための调印となります。
これまでは、大学院生が対象だったのですが、対象を博士研究员に広げたいとのこと、さらに本学の教员を客员として招きたいとの希望をいただきました。
调印式は、私と山内アジアサテライトキャンパス学院长が名大から、フィリピンからはコルネリオ厂贰滨所长とエボラ笔颁础础搁搁顿常务が署名人として行いました。
私はその後いったん総长室に戻ったのですが、DOSTとのミーティングが関係する研究科長たちも加わって行われ、昼には私も参加してシェ?ジローで立食の懇談会が行われました。その席で、カマチョ学長とお話をしたのですが、「杏Mapは他の日本の国立大学に比べ、意思疎通がスムーズで付き合いやすい」と言ってもらえました。他はなかなかボトムアップで上がっていかない、とのことです。
フィリピン、相当本学に期待していただいています。今后は、ロードマップをしっかりと立て、连携を深めていきます。

3月3日
今日も一日バタバタでした。3月はイベントが多くなっています。
本日は、贰厂馆で台湾の国立清华大学の工学系の部局と本学の工学研究科との间の博士课程のジョイント?スーパービジョン(共同指导)プログラム缔结の署名式に立ち会いました。国立清华大学とは、半导体?低温プラズマ関係での连携が始まっていて、その関係での大学院プログラムです。
国立清华大学からは、上级副学长のター?ジェン?イェン教授、工学部长のユー?チェン?フー学部长が、杏Mapからは水谷国际担当副総长と小桥工学研究科长が署名に临みました。私は証人として后ろに立つ役割です。
国立清华大学の一行、プラズマや半导体関係のワークショップに出席するのが目的での名古屋访问です。调印の后、ComoNeで行われた交流会で、皆さんとお话させていただくことができました。杏Mapとの连携、大変期待されている様子が伝わってきました。
さて、博士课程での2つの大学が共同で実施する教育プログラムですが、彼らとして多くやっているのはダブル?ディグリーだそうです。本来、ダブル?ディグリーとは、一人の学生が二つの大学に别の内容の博士论文を提出するものとなります。もちろんこれはすごく大変なので、実质的には同じ内容の博士论文を両方に提出して2つの博士号をもらう、という运用をしている例が海外では多いようで、国立清华大学もイギリスの大学とはそのようなダブル?ディグリーの出し方をしているとのことでした。今回のジョイント?スーパービジョンは、片方の大学から1つの学位だけが出されるものですので、これとは本质的に违います。
国立清华大学の方の话では、日本のとある国立大学とのダブル?ディグリーは、同じ内容の博士论文を日本の大学は日本语で、国立精华大学の方は中国语か英语で书いて、それで両方の大学からそれぞれ博士号を出しているそうです。ちょっとどうかと思います。


3月2日②
夕方からは、日本証券业协会と东海机构の共催で、「社会と未来をつなぐイノベーションエコシステム?东海地域発、产官学金连携の新たな挑戦?」シンポジウムがコモネであり出席してきました。
产学官金がどのように络んで、この地域に新たなイノベーションを起こしていくか、と言うテーマで、松尾机构长の基调讲演の后には、この地域の特性やスタートアップなどについてパネルディスカッションがあり、なかなか刺激的でした。
スタートアップの都道府県别调达额において、爱知県は日本全体の2%にも満たないという话はショックでした。全体の7割以上が东京なのはしょうがないのかもしれませんが、爱知県にもっともっと资金が投入されるようにしないといけませんね。
最后の挨拶を担当したのですが、人间に例えると体が产业界、大学は头(脳)、金融は酸素(お金)を届ける血液と见立て、一番血液が必要なのは脳なので、大学にお金を入れてください、とお愿いしておきました。
3月2日①
今週も忙しい始まりとなりました。山盛りの打ち合わせ等の后、午后には第16回の赤﨑赏授赏式がありました。
ノーベル赏受赏者の赤﨑先生の名前を冠した赏は、本学在籍の35歳以下の学生及び研究者のうち、学术?科学技术分野で将来的な発展や可能性が期待でき、本学の学术?科学技术水準の高さを内外に知らしめることができる研究者に対して赠られるものとして、平成22年に発足しました。赤﨑先生は2021年4月1日にご逝去されましたが、この赏を通じて、先生の研究スピリットが后进の研究者にしっかりと受け継がれていくことを期待しています。
今回の受赏者は、理学研究科の田中良弥讲师と未来材料?システム研究所の山本瑛祐助教のお二人となりました。
田中さんは、石田赏とのダブル受赏、その研究内容は自由阔达通信2月2日にも书きましたが、ショウジョウバエの求爱行动をつかさどる神経回路を解明、歌と食事という行动を入れ替えることに成功しました。一方の山本さんは、ナノシートという极めて薄い材料を対象に、新たな合成法を开発するという业绩をあげました。
授赏式の后の恳谈で、理学の田中さんが研究成果の社会実装について意识していると言っていた一方、工学系の山本さんは、构造の美しさに惹かれるので、その机能はどちらかと言うと二の次、と言っていたのは、なんだか理学と工学が逆さまになっていて、面白かったです。
お二人、赤﨑赏受赏、おめでとうございます!
すでに素晴らしい业绩を上げられていての受赏ですが、これをマイルストーンとして、さらに大きな业绩を积み重ねていくことを期待しています。
