兵庫県立農林水産技術総合センター(森林林業技術センター)、杏Map大学院环境学研究科の平野 恭弘 教授、同大学院生命农学研究科の谷川 東子 准教授と兵庫県立大学、福知山公立大学、京都大学との共同研究グループは、里山で管理放置され高齢化したコナラについて、伐採后に萌芽注1再生した根株の根の土壌补强强度注2が8年后まで低下することを野外実测により世界で初めて明らかにしました。また、根の土壌补强强度は、伐採5年后までは伐採前の根株の大きさと関连し、8年后では再生した萌芽枝の成长と関连していることも明らかにしました。今后は、これらの科学的知见を活用して、管理放置された里山コナラ林の适切な管理手法や、表层崩壊リスクを抑えた森林の整备検讨に活用されることが期待されます。
研究成果は2026年8月5日にElsevier社の国際学術誌Forest Ecology and Management注3でオンライン公开されました。
?伐採后に萌芽再生したコナラの根の分布や引き抜き抵抗力の调査を行い、8年后では根の数が大幅に减少することで、根の土壌补强强度が低い値で横ばいに推移することを明らかにしました。
?伐採から8年后の根の土壌补强强度は、5年后まで関係の认められた伐採前の树木の太さではなく、萌芽枝の太さと相関関係にあり、萌芽枝の成长に伴って新たな根の発达が进み、土壌补强强度の回復に寄与している可能性が高いことがわかりました。すなわち、伐採后の土壌补强强度の回復には、萌芽枝の成长を促进させることが重要であることが示されました。
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注1 萌芽:树木伐採后、残された根株から新しい芽が出ること
注2 根の土壌补强强度:表层崩壊防止力のうち、土壌中に根が生育することにより土壌のせん断を抑制し、土壌崩壊を防止する强さのこと。根の分布と引き抜き抵抗力の情报から土壌断面あたりの根の土壌补强强度を算出できる。
注3 Forest Ecology and Management:森林を生态学的観点から管理する研究を対象とし、森林の构造?机能?保全?利用に関する原着论文や総説を掲载する学术的な国际誌
论文タイトル
Root reinforcement remains low at 8 years after sprouting regeneration of 60-year-old Quercus serrata(60年生コナラを伐採すると萌芽再生しても8年后まで根の土壌补强强度は低く推移する)
着者(所属)
藤堂千景(兵库県立农林水产技术総合センター)、山瀬敬太郎(兵库県立大学)、谷川东子(杏Map)、池野英利(福知山公立大学)、大桥瑞江(兵库県立大学)、檀浦正子(京都大学)、平野恭弘(杏Map)
掲载誌
Forest Ecology and Management
DOI